好きな時にデリバリーの配達員として稼ぐことができるウーバーイーツ。
本当に稼ぐことができるのでしょうか?
結論から言うと、場所と時間と働き方にはよるものの、大金持ちにはなれないけど、それなりの収入は得られます。
ウーバーイーツの配達1本で生活する専業の人もいるほど。
なんなら会社を辞めて、今すぐ社長になることも可能です。
この記事では、「実際にどのぐらい稼ぐことができるのか」という点にスポットをあて、エリア別の体験者やユーチューバーやブロガーの声を集めて、そのうえで最も稼げる方法を導き出してみました。
※この記事はおおまかなまとめですが、人気の女性配達員のウバ女さんのブログがもっと細かく解説されているのでおすすめ。
UberEatsとは?
海外では当たり前となっているタクシー配車アプリのUberが展開する、デリバリーサービス。
タクシーのUberと同じく、UberEatsというアプリを使って一般人が配達できるというシステム。
提供エリア
2019年1月の現在は下記の都市のみ。
- 東京
- 横浜
- 川崎
- 千葉
- 埼玉
- 名古屋
- 大阪
- 京都
- 神戸
- 福岡
登録方法
配達パートナーになるためのステップは簡単3ステップ。
- アカウント登録
- 書類の提出
- 登録センターに行く
登録に関しては、どこのエリアでも予約不要で行くことができ、登録したその日から始めることができます。
報酬(給料)
地域によって給料は違うようすが、共通するのは、
- 受取り料金
- 受け渡し料金
- 距離料金(レストランから配達先までの距離)
- ブースト
- クエスト
ブーストは人気のエリアにだけつけられるインセンティブで、高い所だと2倍ぐらいになったりするようです。
クエストは「〇時間以内に〇回配達したら〇円」と言うものです。
仕事ができるのは、9時から24時まで。
報酬は週単位で振込をしてくれます。
具体的な料金は、この後の収入まとめにて。
メリット
UberEatsの配達パートナーとして働くメリットについて3つまとめました。
1、シフト自由
アプリを使って、簡単に仕事を受ける受けないの切り替えができるので、好きな時に働くことができるというのがメリットです。
2、痩せる
バイクか自転車を選ぶことができるのですが、自転車ならちょっとしたダイエットで、健康に良いでしょう。
3、お店に詳しくなる
色んな飲食店に料理を取りに行くことになるので、自分でも行きたいと思えるようなお店を知ることができます。
デメリット
続いてはデメリットについてまとめました。
1、バイクは微妙
どう考えても自転車よりバイクのほうが効率が良いですが、自転車にはないデメリットが3つもあります。
- ガソリン代がかかる
- 交通ルールによって配達が、難しい場所が多い
- 事故の危険があるので、保険加入の必要性(強制ではない)
自転車だけでもリスクなのに、バイクは効率と引き換えにさらにリスクを負います。
2、限界がある
仮にUberEatsの宅配員の専業としてガッツリ稼げるようになっても、自分の体で提供するため時間に限りがあります。
なので、もしも爆発的に定期的に依頼が入っても、朝から夜まで週7のフルで働いてやっと30~50万ぐらいが限界となるでしょう。
3、保険なし
あくまでUberEatsは会社でなくアプリのため、個人事業主と働くこととなり、社会保険に加入できません。
ケガや心の病気で働けなくなっても何の保証もありませんし、なのでやめることになっても失業保険は出ません。
4、その他の費用
専業でやることとなれば、自分で確定申告をしなくてはいけないので手間が出ます。
経理ソフトを使うにしても税理士に依頼するにしてもお金がかかります。
5、効率良く働けない
せっかくオンラインにして仕事を受注できる状態にしても、仕事を受注できなければ働くことができません。
なので時間帯によっては全く依頼が入らず、働くことすらできない場合もあります。
また、料理を取りに行って届けるという工程のため、時間もある程度は拘束されることとなります。
なので好きな時に好きなだけ働くエンジニアやライターなどの仕事とは全く違うと言えます。
地域別の収入まとめ5選
みんなが実際にどれだけ稼いでいるのか調べてまとめみました。
高額な報告をしている人で、Uberのアフィリエイト(広告)を貼っている人は怪しいので、それがない人で絞り、SNSで探してみました。
海老澤さん(東京)
ユーチューバーの海老澤さん。
14回配達をして9,600円。
オンライン時間が10時間ぐらいでということだったので、時給換算をすると957.5円とのことです。
初日だったのが原因だろうということで、これからアカウントを育てていければ稼げるのではないかとおっしゃっています。
ただ、1ヵ月ウーバーイーツ生活とのことでしたが、それ以来更新されておりません。
だいちさん(大阪)
続いてもユーチューバーであるだいちさん。
10回配達して5,830円。
受注可能時間の9時から24時までの15時間オンライン状態でこの結果なので、1回あたり580円ぐらい。
大阪は2018年4月に始まったばかりで、その2か月後の動画なので、まだウーバーイーツの依頼が少なかったというのが原因かもしれないとこと。
たいちさん(神戸)
先ほどのユーチューバーさんと名前が似てるたいちさんのツイート。
【4日目の出来高】
走行距離 53km
オンライン時間 11:10
配達件数 11
収入 6161円階段状に上がってる!
やのに、今日は早く終わった!
いい感じ✨#ウーバーイーツ神戸#ウバ活#UberEATS pic.twitter.com/5zm4wgfQgp— たいち@UberEATS配達員in神戸 (@UberEATS_Kobe) 2018年8月3日
11回配達して6,161円。
この方は初日から毎日収益の報告をしており、右肩上がりで増えているようです。
ただ、神戸と東京では料金が全く違ううえ、とにかく疲れるということをよくおっしゃられています。
kawasakiさん(川崎)
ちゃんとしたお名前はないようですが、川崎メインの方のツイート。
走行距離(オンライン)57 走行距離(家to家)65.5
インセンティブ1800
オンライン時間7h30m
時間10:33-14:38、17:31-20:54
件数15
売上10217
体重2018/07/27時起点+0.7
時給換算(残業、深夜考慮)1602
今日は平間のインドカレー屋さんでラッシーを頂いた。美味しかった。— ubereats_kawasaki (@UberEats_kwsk) 2018年8月5日
15回配達して10,217円。
全体的には難しいとおっしゃってますが、日によっては1万円を超えるという報告をしています。
また、料理を取りに行ったカレー屋さんで、ラッシーを貰えた言うようなちょっとした嬉しいこともあるみたいですね。
蝶ネクタイさん(都心)
11h31d
はじめて売上20k超え。インセ別。
結局、渋谷区・港区を脱出できず、夜まで稼働。キャンセルもあり夜は完クリならず。— 蝶ネクタイのUberEats配達員🏆 (@BowTiedUber) 2018年8月4日
ウーバーイーツの収益報告では特殊な単位で書く方が多いのですが、11時間31件で20,000円を超えたようです。
さすが、渋谷や港区のようなお金持ちが住むようなエリアはすごいですね。
稼ぐコツ
ユーチューバーの海老澤さんもだいちさんも丸一日やられていて、共通するのは、夜がアツイということでした。
特に21時から24時あたりが熱いようなので、サクっと稼ぎたい方は夜だけというのがおすすめかもしれません。
また、エリア的にはブーストが高い人気の都心部であり、レストランが近い所の待機がおすすめのようです。
逆に朝の9時台は特に入らないようなので、やはりやる気まんまんで朝から出勤状態にしてもガッツリ稼ぐのは難しそうです。
まとめと結論
全国で既に1万人を突破したという配達員の多さと、ウーバーイーツの知名度が比例しておらず、「鳴らない(仕事がこない)」とつぶやいている配達員さんが多いのが現状。
ただし呟いているのはヒマな地域の人だけで、都心エリアではインセンティブもたくさん出るほどで、ウーバーイーツ一本の専業の人も多くいるほどです。
なので、今後のウーバーイーツの注文のほうの知名度の拡大や、季節や時間によってはより高収入を稼げる可能性がありそうです。
例えば、この灼熱の2018年8月や真冬や雪の2月なんかは、外出を控える需要の多さと、出勤したがらない配達員さんの供給の少なさで稼げるかもしれません。
まあ、いっそのことガッツリ稼げるエンジニアなんかに転職してしまったほうが明るい未来が盛りだくさんです。

好きな時に働くのであればライターなんかがおすすめ。

それから、住んでる場所もかなり大きく影響しそうです。先ほどの収入例の時にも出ましたが、インセンティブの付く地域と付かない地域があったりするようなので、わざわざ遠出したあげく待機が出れば、実質かなりコスパが悪いと言えます。
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